タトゥー切開後の縫合はどうやって行うの?
タトゥーを切開した後にどのようにして縫合を行うのでしょうか。
縫合は周囲の皮膚を寄せて縫合することになります。
タトゥーの切開の後の縫合では、切り取った皮膚をそのままに縫い合わせればよいということはありません。
皮膚の伸び方などによってどのように縫い合わせるのが決まってきます。
皮膚がしっかり伸びるような部位であれば、心配なく縫い合わせることもできますが、皮膚にゆとりがないような部位の場合には、小さ目のタトゥーであっても無理をせずに2回に分けて自然に皮膚が伸びてくれるのを待ってから手術を行うことになります。
1回で手術を行うことができる大きさというと7cm程度のタトゥーというのが目安となっているようですが、実際には、タトゥーの入っている部位によって変わってきます。
体のなかでも二の腕や太ももといった皮膚の柔らかくよく伸びるような部分であればそれほど難しくなく縫合することもできますが、ひざ下などのように皮膚が固く余裕がないような部分に関しては、やはり手術を行う医師の技術なども必要となってきます。
縫合することができる目安は?
縫合することができる皮膚の余裕というとどのくらいになってくるのか、なかなかわかりにくいのではないかと思いますが、簡単に判断するのであれば、自分で皮膚をつまんでみてつっぱるような感じのないところまでが1回で縫合することができる部分と判断することもできます。
あくまでも簡単な判断ですから、実際には、きちんと医師に判断してもらうことが必要となってきます。
どのように縫合するのかは、決まりがあるということもなく、皮膚の状態などによってラインなども変わってきます。
タトゥーのデザインなどによってもラインは違ってきますから、単純にタトゥーを切り取って1本の線で縫い合わせればよいということはありません。
傷口をできるだけ小さいものにしたいなども希望もあったりしますから、縫合のラインなどは人それぞれでまったく違ったものとなってくると考えるとよいでしょう。